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  • 【京都市】壁・天井断熱リフォーム完全ガイド|充填断熱vs外張り断熱を徹底比較

    2025年11月12日

    京都の冬、壁や天井から冷気を感じていませんか?

    「壁を触ると冷たく、部屋がなかなか暖まらない」 「2階が特に寒く、エアコンが効かない」 「壁にカビが生え、結露がひどい」 「暖房をつけても、すぐに室温が下がってしまう」

    京都市は盆地特有の寒暖差により、冬の底冷えが厳しく、古い住宅では壁・天井の断熱材がほとんど入っていないケースが多くあります。特に築30年以上の住宅では、現在の断熱基準と比べて性能が大幅に不足しています。

    窓の断熱だけでは解決できない寒さの原因は、壁・天井からの熱損失にあります。壁・天井の断熱リフォームにより、家全体の温度ムラを解消し、年間を通じて快適な住環境を実現できます。

    今回は、京都市での壁・天井断熱リフォームについて、工法の選び方から費用相場、施工のタイミングまで徹底解説します。


    京都市で壁・天井の断熱不足が深刻な理由

    京都市の住宅は、気候条件と建築年代により、壁・天井の断熱問題が発生しやすい傾向があります。

    京都市特有の壁・天井断熱トラブルの原因

    • 築30年以上の住宅の断熱不足:昭和55年(1980年)以前の住宅では、断熱材がほとんど入っていない。上京区・中京区・東山区の古い住宅で特に深刻
    • 盆地気候による激しい寒暖差:夏35℃超・冬0℃前後の温度差により、壁内結露が発生しやすい。結露により断熱材が劣化・カビ発生
    • 京町家の土壁構造:伝統的な土壁は風情があるが、断熱性能はほぼゼロ。冬は冷たく、夏は蓄熱して暑い
    • 2階建て住宅の天井断熱不足:北区・左京区の一戸建てでは、天井断熱が薄く(50mm以下)、2階が特に寒い
    • 壁内結露によるカビ・腐朽:伏見区・南区の低地エリアでは湿気が高く、壁内結露により構造材が腐朽するケースも

    過去の調査では、京都市内の築30年以上の住宅の約70%で断熱性能が現行基準を大きく下回っており、早急な断熱リフォームが推奨されています。


    【緊急度別】壁・天井の断熱不足チェックリスト

    🚨 高(早急に断熱リフォームを検討)

    □ 壁を触ると冷たく、外気温とほぼ同じ温度に感じる

    壁に断熱材がほとんど入っていない状態。暖房の熱が壁からどんどん逃げており、光熱費が無駄になっています。冬場の体感温度が実際の室温より3〜5℃低く感じます。

    □ 壁・天井にカビが発生している、または黒ずんでいる

    壁内結露により、カビが繁殖している可能性が高い状態。健康被害(アレルギー・喘息)のリスクがあり、構造材の腐朽も懸念されます。早急な断熱・防湿対策が必要です。

    □ 部屋によって温度差が7℃以上ある

    リビングは暖かいが、廊下・寝室・2階が極端に寒い状態。温度差によるヒートショックのリスクが高く、特に高齢者のいる家庭では危険です。

    □ 2階が夏は灼熱、冬は極寒で使えない

    天井・屋根の断熱が不足している証拠。夏は屋根からの熱が直接伝わり、冬は暖房の熱が天井から逃げています。居住スペースが有効活用できず、光熱費も高額に。

    □ 壁際・天井際に結露の跡がある

    壁内結露が外側に染み出している深刻な状態。放置すると断熱材の劣化・構造材の腐朽・シロアリ被害につながります。

    ⚠️ 中(1〜2年以内に対策を検討)

    □ 暖房をつけても部屋が暖まるまで30分以上かかる

    壁・天井の断熱不足により、熱が逃げやすく蓄熱できない状態。断熱リフォームで暖房効率が2〜3倍向上します。

    □ 冬の光熱費が月3万円以上(暖房費のみ)

    断熱不足により暖房エネルギーの50〜70%が外に逃げています。壁・天井の断熱リフォームで年間15〜20万円の削減が見込めます。

    □ 壁・天井のクロスが波打っている、剥がれかけている

    壁内の湿気により、クロスが劣化している可能性があります。断熱・防湿対策を検討しましょう。

    □ エアコンの設定温度を26℃以上にしないと暖まらない

    断熱性能が低く、快適温度を保つために過剰な暖房が必要な状態。設定温度を下げても快適に過ごせるよう、断熱性能を高めましょう。

    ✅ 低(将来的な快適性向上のために検討)

    □ 築20年以上で一度も断熱リフォームをしていない

    今は大きな問題がなくても、断熱材の劣化や基準の古さにより、将来的に性能不足になる可能性があります。

    □ より快適で省エネな住環境を目指したい

    現状でも不満はないが、さらなる快適性・省エネ性を求める方は、高性能断熱材へのグレードアップを検討しましょう。

    上記で気になる項目がございましたら、ご相談・質問のみでも、お気軽にご連絡ください☺


    壁・天井の断熱リフォーム:工法の選び方

    壁・天井の断熱リフォームには、大きく分けて3つの工法があります。それぞれの特徴を理解し、お客様の状況に合った工法を選びましょう。

    1. 充填断熱(内断熱)【最も一般的】

    既存の壁・天井を解体し、柱・梁の間に断熱材を充填する方法。

    メリット

    コストが比較的安い:外壁工事が不要で、内装リフォームと同時施工できる
    実績が豊富:最も一般的な工法で、施工業者が多い
    既存の外観を保てる:京町家など外観を変えたくない場合に最適
    部屋ごとの施工が可能:予算に応じて段階的に施工できる

    デメリット

    △ 柱・梁部分は断熱できない(熱橋・ヒートブリッジが発生)
    △ 内装を全て解体する必要がある
    △ 施工中は住みながらの工事が難しい
    △ 防湿シートの施工が重要(結露リスク)

    費用相場(材工込み)

    工事内容費用相場
    壁の充填断熱(1部屋・6畳)15〜30万円
    壁の充填断熱(家全体・延床30坪)150〜250万円
    天井の充填断熱(2階天井・延床30坪)80〜150万円
    壁+天井セット(家全体)200〜350万円

    工期: 部分施工1〜2週間、全体施工3〜6週間

    使用する断熱材

    グラスウール(最も一般的)

    • 価格:★☆☆☆☆(安い)
    • 断熱性能:★★★☆☆
    • 厚さ:100〜120mm(壁)、200〜300mm(天井)
    • 特徴:コスパが良く、施工実績が豊富

    ロックウール

    • 価格:★★☆☆☆
    • 断熱性能:★★★☆☆
    • 特徴:防火性能が高い、吸音性も優れる

    セルロースファイバー(吹込み工法)

    • 価格:★★★☆☆
    • 断熱性能:★★★★☆
    • 特徴:調湿性能がある、隙間なく施工できる、京町家におすすめ

    硬質ウレタンフォーム(吹付工法)

    • 価格:★★★★☆
    • 断熱性能:★★★★★
    • 特徴:最高レベルの断熱性、気密性も向上、結露リスク低減

    2. 外張り断熱(外断熱)【高性能】

    既存の外壁の外側に断熱材を張り、その上に新しい外壁材を施工する方法。

    メリット

    断熱性能が最も高い:柱・梁を含めて家全体を断熱材で覆える
    熱橋が発生しない:温度ムラがなく、均一に暖まる
    壁内結露のリスクが低い:構造材を室内側の温度に保てる
    居住空間を減らさない:内側に厚みを取らない

    デメリット

    △ 費用が高い(充填断熱の1.5〜2倍)
    △ 外壁を全面的に施工し直す必要がある
    △ 外観が変わる(景観地区では制限がある場合も)
    △ 足場が必要で工期が長い

    費用相場(材工込み)

    工事内容費用相場
    外張り断熱+外壁張り替え(延床30坪)250〜400万円
    外張り断熱+外壁塗装(延床30坪)200〜350万円

    工期: 4〜8週間

    使用する断熱材

    硬質ウレタンフォーム

    • 断熱性能:★★★★★
    • 厚さ:50〜100mm
    • 特徴:最高性能、湿気に強い

    フェノールフォーム

    • 断熱性能:★★★★★
    • 特徴:薄くても高性能、防火性も優れる

    押出法ポリスチレンフォーム(XPS)

    • 断熱性能:★★★★☆
    • 特徴:吸水性が低い、コスパ良い

    3. 付加断熱(ダブル断熱)【最高性能】

    充填断熱と外張り断熱を組み合わせた工法。最高レベルの断熱性能を実現します。

    メリット

    最高レベルの断熱性能:寒冷地仕様、ZEH(ゼロエネルギーハウス)基準をクリア
    冷暖房費が大幅削減:年間光熱費が30〜40%削減
    結露リスクがほぼゼロ:壁内環境が最適に保たれる

    デメリット

    △ 費用が最も高い(充填断熱の2〜3倍)
    △ 大規模工事になる

    費用相場(材工込み)

    工事内容費用相場
    付加断熱(延床30坪)350〜550万円

    工期: 6〜10週間


    天井・屋根断熱の選び方

    2階が暑い・寒い問題を解決するには、天井または屋根の断熱が重要です。

    1. 天井断熱【最も一般的・コスパ◎】

    天井裏(小屋裏)に断熱材を敷き詰める方法。

    メリット

    費用が安い:屋根断熱の1/2〜1/3の費用
    工事が簡単:天井裏から施工、居住空間に影響なし
    短工期:1〜2週間で完了

    デメリット

    △ 小屋裏が使えない(収納として使いにくい)
    △ 屋根裏部屋は断熱されない

    費用相場

    工事内容費用相場
    天井断熱(延床30坪・200mm)60〜100万円
    天井断熱(延床30坪・300mm)80〜130万円

    工期: 1〜2週間

    2. 屋根断熱【小屋裏を活用したい方】

    屋根の内側(垂木の間)に断熱材を施工する方法。

    メリット

    小屋裏が使える:収納・ロフトとして活用可能
    屋根裏部屋も快適に:勾配天井の部屋も断熱される
    家全体の断熱性能が向上

    デメリット

    △ 費用が高い(天井断熱の2〜3倍)
    △ 工事が複雑

    費用相場

    工事内容費用相場
    屋根断熱(延床30坪)150〜250万円

    工期: 3〜4週間


    壁・天井断熱リフォームで得られる5つの効果

    1. 暖房効率が2〜3倍向上、光熱費が年間15〜25万円削減

    効果のメカニズム:

    • 壁・天井からの熱損失が大幅に減少
    • 室温が3〜5℃上昇(同じ暖房設定で)
    • 暖房の設定温度を2〜3℃下げても快適に

    京都市での実例:

    • 北区・築35年一戸建て:壁・天井の充填断熱施工。冬の暖房費が月42,000円→23,000円に削減(年間約23万円の節約)
    • 左京区・築40年住宅:外張り断熱施工。室温が平均4℃上昇し、エアコンの設定温度を24℃→21℃に下げても快適に

    2. 部屋間の温度差が解消、ヒートショックリスクが激減

    効果:

    • リビング・寝室・廊下・トイレの温度差が2℃以内に
    • 高齢者の健康リスク(ヒートショック)を大幅軽減
    • 家全体が均一に暖まり、どの部屋も快適に

    3. 壁内結露を防止、住宅の寿命が延びる

    効果:

    • 防湿シート・透湿防水シートにより壁内結露を防止
    • 構造材の腐朽・カビ・シロアリ被害を予防
    • 住宅の耐久性が20〜30年延びる

    4. 夏の暑さ対策にも効果大

    効果:

    • 外気の熱が室内に伝わりにくい
    • 冷房効率が向上し、夏の光熱費も削減
    • 2階が灼熱地獄から解放される

    5. 防音効果も向上

    効果:

    • 断熱材が音を吸収
    • 外からの騒音が軽減
    • 室内の音漏れも減少(楽器演奏、子供の声など)

    壁・天井断熱リフォームで失敗しないための5つのポイント

    1. 「充填断熱」か「外張り断熱」か、状況に応じて選ぶ

    充填断熱がおすすめのケース:

    • 予算を抑えたい(200万円以内)
    • 外観を変えたくない(京町家など)
    • 部屋ごとに段階的に施工したい
    • 内装リフォームと同時に行う

    外張り断熱がおすすめのケース:

    • 予算に余裕がある(300万円以上)
    • 最高性能の断熱を求める
    • 外壁の張り替え時期と重なっている
    • 家全体を一気に断熱したい

    2. 防湿・透湿対策が最重要

    断熱材を入れるだけでは不十分。壁内結露を防ぐための防湿・透湿対策が必須です。

    必須の対策:

    • 室内側に防湿シート:室内の湿気が壁内に入らないようにする
    • 外側に透湿防水シート:壁内の湿気を外に逃がす
    • 気密テープで隙間をふさぐ:防湿シートの継ぎ目を完全密閉

    京都市の気候では特に重要: 京都は冬でも湿度が高く、壁内結露が発生しやすい環境です。防湿対策を怠ると、断熱材が湿気を吸って性能が低下し、カビ・腐朽の原因になります。

    3. 断熱材の厚さは「ケチらない」

    断熱性能は厚さに比例します。薄い断熱材では効果が半減します。

    推奨する厚さ:

    部位最低限推奨高性能
    75mm100mm120mm以上
    天井100mm200mm300mm以上
    屋根100mm150mm200mm以上

    費用差と効果:

    • 100mm→120mmにすると費用は+10〜15%
    • 断熱性能は+20〜30%向上
    • 長期的な光熱費削減効果で十分に回収可能

    4. 内装リフォームと同時施工で費用削減

    壁の断熱リフォームは内装を解体する必要があるため、内装リフォームと同時に行うことで費用を大幅に削減できます。

    同時施工のメリット:

    • 解体費用が1回で済む
    • 職人の手配が効率的
    • 工期が短縮される
    • トータルコストが20〜30%削減

    同時施工がおすすめのタイミング:

    • クロスの張り替え時期(築15〜20年)
    • 水回りリフォーム時
    • 間取り変更リフォーム時
    • 耐震補強工事時

    5. 京都市の景観条例・補助金を確認

    京都市では、外観の変更に制限がある地域があります。また、断熱リフォームには補助金が使えます。

    景観地区の制限(外張り断熱の場合):

    • 上京区・東山区の歴史的景観地区
    • 外壁の色彩・素材に制限
    • 事前に景観政策課への相談が必要

    補助金制度:

    • 京都市既存住宅省エネリフォーム支援事業:最大30万円
    • こどもエコすまい支援事業(国):最大60万円
    • 断熱リノベ事業(国):最大120万円

    ※工事前の申請が必要。当社が申請サポートいたします。


    よくある質問(FAQ)

    Q1. 住みながら壁・天井の断熱リフォームはできますか?

    A. 工事の規模によります。

    住みながら可能なケース:

    • 天井断熱のみ(天井裏から施工)
    • 部屋ごとに順番に施工(1部屋ずつ完成させていく)
    • 外張り断熱(室内には影響少ない)

    仮住まいが必要なケース:

    • 家全体の壁・天井を一気に施工
    • 水回りを含む全面リフォーム

    住みながら施工のポイント:

    • 工事エリアと生活エリアを区分
    • 工程を工夫して生活への影響を最小限に
    • 夜間・週末は作業しない

    当社では、お客様の生活スタイルに合わせた工程管理を行います。

    Q2. 壁・天井の断熱リフォームだけで本当に暖かくなりますか?窓の断熱も必要では?

    A. 窓の断熱と組み合わせることで、最大限の効果を発揮します。

    熱損失の内訳(断熱不足の住宅):

    • 窓:40〜50%
    • 壁:15〜25%
    • 天井・屋根:10〜15%
    • 床:10〜15%
    • 換気・隙間:10〜20%

    おすすめの優先順位:

    1. まず窓:最も熱損失が大きく、コスパが良い(内窓設置)
    2. 次に壁・天井:窓の断熱後、さらに快適性を高める
    3. 最後に床:余裕があれば床下断熱も

    理想は「窓+壁・天井」のセット施工:

    • 家全体の断熱性能が飛躍的に向上
    • 光熱費削減効果が最大化
    • 快適性が別次元に

    Q3. 古民家・京町家でも壁・天井の断熱リフォームはできますか?

    A. はい、可能です。伝統的な外観を保ちながら断熱性能を高める方法があります。

    古民家に適した断熱方法:

    土壁を活かす充填断熱:

    • 土壁の内側に断熱材を追加
    • 外観はそのまま保つ
    • セルロースファイバーなど調湿性のある断熱材を使用

    天井断熱:

    • 天井裏から施工で、見える部分は変えない
    • 梁を見せる天井デザインも維持できる

    注意点:

    • 「呼吸する家」の特性を損なわないよう、透湿性を確保
    • 過度な気密化は避ける
    • 伝統構法に精通した業者に依頼

    費用: 一般住宅より1.2〜1.5倍程度高くなる傾向

    Q4. 断熱材の種類が多くて選べません。何を基準に選べばいいですか?

    A. 性能・価格・用途で選びましょう。

    コスパ重視なら:グラスウール(100mm以上)

    • 最も一般的で実績豊富
    • 価格が安い
    • 性能も十分

    高性能を求めるなら:硬質ウレタンフォーム(吹付)

    • 最高レベルの断熱性
    • 気密性も向上
    • 結露リスク低い

    京町家・古民家なら:セルロースファイバー(吹込み)

    • 調湿性がある
    • 伝統建築に適している
    • 隙間なく施工できる

    防音も重視するなら:ロックウール

    • 吸音性能が高い
    • 防火性も優れる

    Q5. 壁・天井断熱の投資回収期間はどのくらいですか?

    A. 10〜20年程度が目安です。

    投資回収シミュレーション例:

    ケース1:壁・天井の充填断熱(延床30坪)

    • 工事費:300万円
    • 補助金:▲60万円
    • 実質負担:240万円
    • 年間光熱費削減:18万円
    • 回収期間:約13年

    ケース2:外張り断熱+窓断熱(延床30坪)

    • 工事費:500万円
    • 補助金:▲100万円
    • 実質負担:400万円
    • 年間光熱費削減:30万円
    • 回収期間:約13年

    費用以外のメリット:

    • 健康面の改善(ヒートショック予防、風邪をひきにくい)
    • 快適性の向上(温度ムラ解消、結露ゼロ)
    • 住宅の耐久性向上(30年長持ち)
    • 資産価値の向上

    長期的に見れば大きなメリット: 回収後は毎年18〜30万円の節約効果が続き、30年間で540〜900万円の節約に!

    Q6. 断熱リフォームの最適な時期はいつですか?

    A. 春(4〜6月)または秋(9〜11月)がおすすめです。

    春・秋施工のメリット:

    • 気候が安定しており工事がスムーズ
    • 住みながら施工でも比較的過ごしやすい
    • 夏・冬本番前に完成

    避けるべき時期:

    • 真夏(7〜8月):工事中の暑さが厳しい、職人の作業効率低下
    • 真冬(12〜2月):工事中の寒さが厳しい、乾燥に時間がかかる
    • 梅雨(6月中旬〜7月中旬):湿気が多く断熱材の施工に不向き

    今(10月下旬)から始めるなら:

    • 相談・見積もり:1〜2週間
    • 契約・補助金申請:1〜2週間
    • 施工:3〜6週間
    • 12月〜1月の完成を目指せます

    内装リフォームと同時なら、そのタイミングがベスト!

    Q7. 壁・天井の断熱リフォームで、家の見た目は変わりますか?

    A. 充填断熱(内断熱)なら外観は変わりません。外張り断熱は変わります。

    充填断熱(内断熱)の場合:

    • 外観:変わらない
    • 室内:クロス・内装材は新しくなる
    • 壁厚:数cm増える程度(ほとんど気にならない)

    外張り断熱の場合:

    • 外観:変わる(新しい外壁材に)
    • 室内:変わらない
    • 外壁が5〜10cm厚くなる

    景観地区での注意: 上京区・東山区などでは、外観変更に制限があるため、事前に確認が必要です。


    まとめ:京都市での壁・天井断熱リフォームは「窓の次」の重要対策

    京都市特有の底冷え・寒暖差・湿度の高さという課題に対し、壁・天井の断熱リフォームにより、家全体の快適性を飛躍的に向上させることができます。

    京都市にお住まいの方へ:今すぐできること

    • 上記チェックリストで壁・天井の断熱状況を確認
    • まずは窓の断熱から始め、次に壁・天井を検討
    • 内装リフォームのタイミングで同時施工を計画
    • 補助金の予算状況を確認(早めの申請が有利)
    • 春・秋の施工開始を目指す

    壁・天井断熱リフォームを成功させるポイント:

    • 充填断熱か外張り断熱か、状況に応じて選ぶ
    • 防湿・透湿対策を徹底する
    • 断熱材の厚さは推奨値以上に
    • 窓の断熱とセットで考える
    • 補助金を最大限活用して実質負担を軽減

    壁・天井断熱リフォームの投資価値:

    標準的なケース(壁・天井断熱+内装リフォーム)

    • 工事費:300万円
    • 補助金:▲60万円
    • 実質負担:240万円
    • 年間光熱費削減:18万円
    • 回収期間:約13年

    13年で回収後は、毎年18万円の節約効果が続きます。30年間で540万円の節約+快適性+健康面のメリット!


    当社は京都市密着10年の実績で、壁・天井断熱リフォームのプロフェッショナルです

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    大阪府: 枚方市、高槻市


    この記事は、京都市で屋根工事・外壁工事・断熱リフォーム専門業者として10年以上の実績を持つ当社が、京都特有の気候と住宅事情を踏まえて作成しています。京都市での壁・天井断熱リフォームでご不明な点がございましたら、地元密着の当社にお気軽にお問い合わせください。

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