京都市の屋根工事・雨漏り修理は京Reホームへ
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【京都市】瓦屋根リフォーム完全ガイド|葺き替え・葺き直し・費用相場と業者選び
2025年11月10日京都の瓦屋根、そろそろメンテナンスの時期ではありませんか?
「瓦がズレている、または割れている瓦がある」 「雨漏りがして、天井にシミができている」 「築30年以上経ち、一度も屋根を点検していない」 「台風で瓦が飛ばされないか心配」
京都市は日本でも有数の瓦屋根の多い地域です。特に上京区・中京区・東山区の京町家や、北区・左京区の伝統的な住宅では、美しい瓦屋根が景観を形成しています。しかし、瓦屋根は定期的なメンテナンスが不可欠で、放置すると雨漏り・構造材の腐朽につながります。
今回は、京都市での瓦屋根リフォームについて、メリット・デメリットから工事の種類、費用相場、業者選びまで徹底解説します。
京都市で瓦屋根が多い理由と特徴
京都は古くから瓦屋根の文化が根付いている地域です。
京都市の瓦屋根の特徴
- 伝統的な景観保護:景観条例により、歴史的地区では瓦屋根の使用が推奨・義務化されている地域も(上京区・東山区など)
- 日本瓦の産地が近い:淡路瓦・三州瓦など、高品質な瓦の産地が近く、伝統的に瓦屋根が普及
- 京町家の伝統:中京区・下京区の京町家では、本瓦葺き・桟瓦葺きが標準
- 耐久性重視:京都の気候(高温多湿・寒暖差)に耐える屋根材として、瓦が最適
- 防火性:密集市街地での火災対策として、不燃材料の瓦が重宝されてきた
京都市内の戸建て住宅の約40%が瓦屋根を採用しており、全国平均(約25%)を大きく上回っています。
【緊急度別】瓦屋根の劣化・トラブルチェックリスト
🚨 高(早急に専門業者へ点検・修理を依頼)
□ 雨漏りがしている、天井や壁にシミがある
すでに屋根の防水機能が失われている状態。雨水が建物内部に浸入し、構造材(柱・梁)の腐朽やカビが進行しています。早急な原因特定と修理が必要です。
□ 瓦が割れている、欠けている、ズレている
台風・地震・経年劣化により瓦が破損している状態。このまま放置すると、破損箇所から雨水が浸入し、雨漏りに発展します。また、強風で瓦が飛散する危険性もあります。
□ 棟瓦(屋根の頂上部分)が崩れている、ずれている
棟は最も雨水が集中する箇所で、劣化しやすい部分です。棟が崩れると雨漏りが確実に発生し、修理費用も高額になります。台風前の早急な修理が必須です。
□ 瓦の下の防水シート(ルーフィング)が見えている
瓦が脱落または大きくズレており、下地が露出している危険な状態。防水シートも劣化している可能性が高く、雨漏りリスクが非常に高いです。
□ 軒先の瓦が波打っている、垂れ下がっている
下地の野地板や垂木が腐朽している可能性があります。構造的な問題に発展しており、早急な調査と補修が必要です。
⚠️ 中(1〜2年以内に点検・メンテナンスを検討)
□ 瓦の色が褪せている、コケ・カビが生えている
瓦表面の釉薬が劣化し、防水性能が低下し始めています。コケ・カビは湿気を保持し、瓦の劣化を早めます。高圧洗浄と部分的な瓦の交換を検討しましょう。
□ 漆喰(瓦と瓦の隙間を埋める白い部分)が剥がれている
棟部分や壁際の漆喰が剥がれると、雨水が浸入しやすくなります。1〜2年以内に漆喰の塗り直しが必要です。
□ 瓦を固定している銅線や釘が錆びている、切れている
瓦を固定している部材が劣化すると、強風で瓦が飛散する危険性があります。台風シーズン前の点検・補修が推奨されます。
□ 屋根の一部が凹んでいる、波打っている
下地の野地板や垂木が部分的に劣化している可能性があります。今は雨漏りしていなくても、将来的に大規模修理が必要になる前兆です。
✅ 低(定期メンテナンスで対応)
□ 築15年以上で、一度も屋根の点検をしていない
瓦自体は50〜100年持ちますが、下地材(防水シート・野地板)は15〜30年で劣化します。定期的な点検で早期発見・早期対応を。
□ 台風や地震の後、点検していない
大きな自然災害の後は、目に見えない損傷が発生している可能性があります。専門業者による点検をおすすめします。
上記で気になる項目がございましたら、ご相談・質問のみでも、お気軽にご連絡ください☺
瓦屋根のメリット・デメリット
メリット
1. 耐久性が非常に高い(50〜100年以上)
日本瓦(陶器瓦)は焼き物のため、紫外線・雨・風にほとんど劣化しません。他の屋根材と比べて圧倒的に長持ちします。
耐久年数比較:
- 日本瓦(陶器瓦):50〜100年以上
- セメント瓦:30〜40年
- スレート:20〜30年
- ガルバリウム鋼板:30〜50年
- アスファルトシングル:20〜30年
2. メンテナンスの頻度が少ない
瓦自体は塗装不要で、基本的に破損した瓦の交換と、棟部分の漆喰補修のみ。他の屋根材のように10〜15年ごとの全面塗装が不要です。
3. 断熱性・遮音性に優れる
瓦の厚みと、瓦と下地の間の空気層により、夏は涼しく冬は暖かい。また、雨音も静かです。
体感温度の差:
- 瓦屋根:夏の屋根裏温度50〜60℃
- スレート屋根:夏の屋根裏温度70〜80℃
- 差:10〜20℃
4. 防火性が最高レベル
瓦は不燃材料(国土交通大臣認定)で、火災時にも燃えません。京都市内の密集市街地では特に重要です。
5. 京都の景観に調和する
伝統的な京都の街並みに最も馴染む屋根材。景観地区では瓦屋根の使用が推奨されています。
6. 資産価値が高い
瓦屋根の住宅は、耐久性・美観から不動産価値が高く評価されます。
デメリット
1. 初期費用が高い
瓦材料費+施工費が他の屋根材より高額。ただし、長期的に見ればメンテナンス費用が少なく、トータルコストは安くなることも。
初期費用比較(100㎡の屋根):
- 日本瓦:150〜250万円
- スレート:80〜120万円
- ガルバリウム鋼板:120〜180万円
2. 重量が重い(耐震性への影響)
瓦は重く(1㎡あたり約40〜60kg)、建物への負荷が大きい。耐震性を高めるには、軽量な屋根材への葺き替えも選択肢。
重量比較(1㎡あたり):
- 日本瓦:40〜60kg
- セメント瓦:40〜50kg
- スレート:20kg
- ガルバリウム鋼板:5kg
3. 台風・地震で破損・ズレのリスク
重い瓦は、強風で飛散すると大きな被害に。また、地震で瓦がズレ・落下することも。定期的な点検と固定の強化が必要。
4. 施工できる業者が限られる
瓦の施工には専門技術が必要で、経験豊富な業者が減少傾向。京都市内では比較的多いが、業者選びは慎重に。
5. 部分修理でも足場が必要
瓦1枚の交換でも、安全のため足場を組む必要があり、最低10〜20万円の費用がかかることも。
瓦屋根リフォームの種類と費用相場
1. 部分修理・補修【コスパ◎】
破損した瓦の差し替えや、棟の漆喰補修など、部分的な修理。
こんな方におすすめ
- 瓦が数枚割れている・ズレている
- 棟の漆喰が剥がれている
- 雨漏りが1箇所だけ発生している
- 予算を抑えたい
工事内容と費用相場
工事内容 費用相場 工期 瓦の差し替え(1〜5枚) 3〜8万円 + 足場代 半日〜1日 棟の漆喰詰め直し(10m) 10〜20万円 1〜2日 棟瓦の積み直し(10m) 30〜60万円 2〜3日 谷樋の交換(5m) 15〜30万円 1〜2日 雨漏り修理(1箇所) 5〜15万円 + 足場代 半日〜1日 足場代: 15〜25万円(100㎡の屋根)
工期: 半日〜3日
注意点
- 足場代が高額なため、複数箇所をまとめて修理する方が効率的
- 古い瓦と新しい瓦の色が若干異なる場合がある
- 部分修理だけでは根本的な解決にならないケースも
2. 瓦の葺き直し【瓦を再利用】
既存の瓦を一旦すべて降ろし、下地(防水シート・野地板)を新しくして、瓦を元に戻す工法。
こんな方におすすめ
- 瓦自体はまだ使えるが、下地が劣化している
- 雨漏りが複数箇所で発生している
- 築30〜50年で、下地の寿命が来ている
- 瓦屋根の雰囲気を残したい
工事内容と費用相場
工事内容 費用相場(100㎡) 工期 瓦葺き直し(防水シート交換) 100〜150万円 7〜10日 瓦葺き直し(野地板+防水シート交換) 150〜200万円 10〜14日 工期: 7〜14日
メリット
- 瓦の購入費用が不要(既存瓦を再利用)
- 瓦屋根の雰囲気をそのまま維持できる
- 葺き替えより20〜30%安い
デメリット
- 古い瓦が割れる・破損するリスク(補充用の瓦が必要)
- 瓦自体が劣化している場合は不向き
- 重量は変わらない(耐震性は改善しない)
3. 瓦の葺き替え【完全リニューアル】
既存の瓦を撤去し、新しい屋根材に交換する工法。瓦→瓦、または瓦→軽量屋根材(ガルバリウム鋼板等)。
こんな方におすすめ
- 瓦が全体的に劣化している
- 耐震性を高めたい(軽量化)
- 屋根の形状を変更したい
- 築50年以上で、大規模リフォームのタイミング
工事内容と費用相場
工事内容 費用相場(100㎡) 工期 瓦→新しい瓦 180〜280万円 10〜14日 瓦→軽量瓦 150〜220万円 10〜14日 瓦→ガルバリウム鋼板 120〜180万円 7〜10日 瓦→スレート 100〜150万円 7〜10日 工期: 7〜14日
メリット
- 屋根が完全に新しくなり、30〜50年以上安心
- 軽量屋根材に変更すれば、耐震性が大幅向上
- 下地・防水も新品で雨漏りリスクがゼロに
デメリット
- 費用が最も高額
- 既存瓦の撤去・処分費用がかかる
- 景観地区では瓦以外の屋根材に変更できない場合も
4. カバー工法(重ね葺き)【瓦屋根には不向き】
既存の屋根の上に新しい屋根材を重ねる工法。ただし、瓦屋根には基本的に適用できません。
瓦屋根にカバー工法ができない理由
- 瓦が重すぎて、さらに重ねると建物への負荷が過大に
- 瓦の凹凸が大きく、平らな下地にならない
- 構造的に危険
結論: 瓦屋根のリフォームは「部分修理」「葺き直し」「葺き替え」の3択です。
京都市で活用できる瓦屋根リフォームの補助金・助成金
主な制度
1. 京都市木造住宅耐震改修助成事業
- 対象:昭和56年5月31日以前に建築された木造住宅で、瓦屋根の軽量化を伴う耐震改修
- 補助額:最大100万円
- 条件:耐震診断の結果、評点1.0未満の建物
具体例: 重い瓦屋根→軽量なガルバリウム鋼板に葺き替え+耐震補強 = 最大100万円補助
2. 京都市景観重要建造物等保存・活用助成制度
- 対象:景観重要建造物・歴史的風致形成建造物に指定された建物の瓦屋根修理
- 補助額:工事費の1/2(上限あり)
- 条件:景観重要建造物等の指定を受けていること
3. 火災保険の風災補償
台風・突風・雪害による瓦の破損は、火災保険の風災補償で修理できる場合があります。
保険適用のポイント:
- 被害発生から3年以内の申請
- 修理費用が20万円以上(保険会社による)
- 経年劣化ではなく、自然災害による明確な被害
当社では保険申請のサポート(書類作成・立会い)も行っております。
※年度により制度内容・予算が変わるため、工事前にご相談ください。
瓦屋根リフォームで失敗しないための5つのポイント
1. 瓦屋根専門の実績豊富な業者を選ぶ
瓦の施工は高度な技術が必要です。経験不足の業者では、施工不良で雨漏りが再発することも。
チェックポイント:
- 京都市内での瓦屋根施工実績が豊富か
- 京町家・伝統建築の経験があるか
- 瓦葺き技能士の資格を持つ職人がいるか
- 施工事例を写真付きで見せてくれるか
2. 「部分修理」「葺き直し」「葺き替え」を正しく判断
業者によっては、利益の大きい「葺き替え」を過剰に勧めるケースがあります。
判断基準:
部分修理で十分なケース:
- 瓦の破損が数枚程度
- 築15年以下で、下地は問題なし
- 雨漏りが1箇所のみ
葺き直しが適切なケース:
- 瓦は再利用できるが、雨漏りが複数箇所
- 築30〜50年で、下地の寿命
- 予算を抑えたい
葺き替えが必要なケース:
- 瓦が全体的に劣化・破損
- 耐震性を高めたい(軽量化)
- 築50年以上で大規模リフォーム
セカンドオピニオンも検討: 高額な見積もりが出た場合は、別の業者にも相談を。
3. 「足場代」を複数の工事でシェアする
足場代は15〜25万円と高額。一度足場を組んだら、他の工事も同時に行うことで、トータルコストを削減できます。
同時施工がおすすめの工事:
- 瓦の葺き替え + 外壁塗装
- 瓦の葺き直し + 雨樋交換
- 棟の修理 + 外壁の部分補修
費用削減効果:
- 別々に施工:足場代が2回分(30〜50万円)
- 同時施工:足場代が1回分(15〜25万円)
- 15〜25万円の節約!
4. 京都市の景観条例を確認
上京区・東山区などの景観地区では、屋根材・色に制限がある場合があります。
主な制限:
- 歴史的景観地区:瓦屋根(日本瓦風)の使用が義務
- 色彩:黒・灰色・茶色など落ち着いた色
- 光沢:光沢のある屋根材は不可の場合も
対応策:
- 事前に京都市の景観政策課に確認
- 景観条例に詳しい業者に依頼
5. 「訪問営業」の業者には要注意
「近所で工事をしていて、お宅の屋根が心配」と訪問してくる業者には注意が必要です。
悪質業者の特徴:
- 不安を煽る(「今すぐ直さないと家が倒れる」等)
- 大幅な値引きを提示(「今日契約なら半額」等)
- 見積書が曖昧(「屋根工事一式 ○○万円」のみ)
- 会社の所在地が不明確
対策:
- 即決せず、複数の業者から見積もりを取る
- 会社の実績・口コミを確認
- 詳細な見積書を要求
よくある質問(FAQ)
Q1. 瓦屋根の寿命はどのくらいですか?
A. 瓦本体は50〜100年以上持ちますが、下地材は15〜30年で交換が必要です。
寿命の内訳:
- 瓦本体(陶器瓦):50〜100年以上
- 防水シート(ルーフィング):15〜30年
- 野地板:30〜50年
- 漆喰:10〜20年
結論: 瓦自体は非常に長持ちしますが、築30年前後で「葺き直し」(下地交換)が必要になります。
Q2. 瓦屋根のメンテナンス頻度はどのくらいですか?
A. 5〜10年に1回の点検と、必要に応じて補修を行いましょう。
推奨メンテナンススケジュール:
- 築5〜10年:初回点検(問題なければOK)
- 築15年:棟の漆喰チェック、必要なら詰め直し
- 築20年:全体点検、破損瓦の差し替え
- 築30年:葺き直し(下地交換)を検討
- 築50年:葺き替えまたは大規模リフォーム
台風・地震の後は必ず点検を!
Q3. 瓦が1枚割れただけでも、すぐに修理すべきですか?
A. はい、早めの修理をおすすめします。
理由:
- 1枚でも割れていると、そこから雨水が浸入し、下地が腐朽
- 放置すると周辺の瓦もズレ・破損しやすくなる
- 小さな修理なら数万円で済むが、放置すると数十万〜数百万円の大規模修理に
ただし、足場代との兼ね合いも: 瓦1枚の交換だけで足場を組むと、足場代15〜25万円+修理費3〜5万円 = 計18〜30万円かかります。
おすすめの対応:
- 緊急性が高い(雨漏りしている)→すぐに修理
- 緊急性が低い→他の工事(外壁塗装等)と同時に修理
Q4. 瓦屋根を軽量な屋根材に変えると、どのくらい軽くなりますか?
A. 約1/8〜1/10に軽量化できます。
重量比較(100㎡の屋根):
- 日本瓦:4,000〜6,000kg
- ガルバリウム鋼板:500kg
- 差:3,500〜5,500kg(軽量化)
耐震性への効果: 屋根を軽くすることで、建物の重心が下がり、地震時の揺れが30〜40%軽減されます。
注意点: 景観地区では、瓦以外の屋根材に変更できない場合があります。事前に確認を。
Q5. 瓦屋根の色は選べますか?
A. はい、様々な色が選べます。
主な瓦の色:
- いぶし銀(銀黒):伝統的な京町家風
- 黒:モダンで落ち着いた雰囲気
- グレー:現代住宅に人気
- 茶色(赤褐色):洋風住宅に合う
- 緑色(青緑):個性的なデザイン
京都市内での人気色:
- いぶし銀(伝統的)
- 黒(和モダン)
- グレー(現代風)
景観地区の制限: 上京区・東山区などでは、色に制限がある場合があります(黒・灰色・茶色など落ち着いた色)。
Q6. 瓦屋根のリフォーム、今から相談して今年中に完成しますか?
A. はい、工事内容によっては十分間に合います。
今から(10月下旬)のスケジュール:
部分修理:
- 相談・点検:即日〜1週間
- 見積もり・契約:3〜7日
- 施工:半日〜3日
- 合計:2週間で完了
葺き直し:
- 相談〜契約:2週間
- 施工:7〜14日
- 11月下旬〜12月上旬の完成
葺き替え:
- 相談〜契約:2〜3週間
- 施工:7〜14日
- 12月中旬の完成を目標
今がベストタイミング:
- 台風シーズン(9〜10月)が終わり、施工に適した時期
- 年末年始前に完成すれば、安心して新年を迎えられる
- 冬の雨・雪シーズン前に雨漏り対策が完了
Q7. 瓦屋根リフォームの投資回収期間はどのくらいですか?
A. 瓦屋根は「投資回収」ではなく「資産保全」として考えましょう。
瓦屋根リフォームの価値:
- 建物の耐久性を30〜50年延ばす
- 雨漏りによる構造材の腐朽を防ぐ(修理費用100〜300万円を回避)
- 資産価値の維持・向上
- 京都の景観を守る文化的価値
コスト比較(30年間):
ケース1:瓦屋根を維持(葺き直し)
- 初期費用:150万円(葺き直し)
- メンテナンス費用:30万円(漆喰補修等)
- 合計:180万円
ケース2:スレート屋根に変更
- 初期費用:100万円(葺き替え)
- メンテナンス費用:80万円(10年・20年後に塗装)
- 合計:180万円
結論: 長期的に見れば、瓦屋根の方がメンテナンス頻度が少なく、トータルコストは変わりません。耐久性・美観・文化的価値を考えると、瓦屋根は優れた選択です。
まとめ:京都市での瓦屋根リフォームは「伝統と性能」を守る重要な投資
京都市特有の景観・伝統・気候条件を考慮すると、瓦屋根は最も適した屋根材です。適切なメンテナンスとリフォームにより、50〜100年以上の耐久性を発揮します。
京都市にお住まいの方へ:今すぐできること
- 上記チェックリストで瓦屋根の状態を確認
- 雨漏り・瓦の破損があれば早急に専門業者へ相談
- 築30年前後なら「葺き直し」を検討
- 台風・地震の後は必ず点検を
- 補助金・火災保険の活用可能性を確認
瓦屋根リフォームの選び方:
予算50万円以下: → 部分修理(破損瓦の交換・棟の漆喰補修)
予算100〜200万円: → 葺き直し(瓦を再利用、下地を新品に)
予算200万円以上: → 葺き替え(瓦を新品に、または軽量屋根材に変更)
耐震性を高めたい: → 瓦→ガルバリウム鋼板に葺き替え + 耐震補強
京都市対応の瓦屋根専門業者選びのポイント:
- 京都市内での瓦屋根施工実績が豊富(100件以上)
- 京町家・伝統建築の経験がある
- 瓦葺き技能士の資格を持つ職人が在籍
- 景観条例への対応ができる
- 補助金・火災保険申請のサポートができる
当社は京都市密着10年の実績で、瓦屋根のプロフェッショナルです
「瓦がズレている、割れているか不安」 「雨漏りがして困っている」 「葺き直しと葺き替え、どちらを選べばいいか分からない」 「補助金・火災保険の申請方法が分からない」
こんなお悩みをお持ちの方は、まず無料点検から始めてみませんか?
京都市内どちらへでも迅速に駆けつけ、屋根の状態を詳細に点検し、写真付き報告書をお渡しします。お客様の住宅の状況・予算に合わせた最適なリフォームプランをご提案させていただきます。
当社の強み:
- 京都市内での瓦屋根施工実績250件以上
- 京町家・伝統建築の施工経験豊富
- 瓦葺き技能士1級保有の職人が在籍
- 景観条例対応の実績多数
- 補助金・火災保険申請サポート(書類作成・立会い)
- ドローンによる屋根点検(無料)
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お電話: 080-1461-6526(9:00~21:00)
メール: 33yujirou@gmail.com
LINE ID: @773ceqxi
ホームページ: https://kyo-reform.com/対応エリア:
京都市全域(北区・上京区・左京区・中京区・東山区・下京区・南区・右京区・伏見区・山科区・西京区)
京都府内: 亀岡市/南丹市/船井郡/京丹波町/京都市南部(宇治市・乙訓郡 大山崎町・木津川市・京田辺市・久世郡 久御山町・城陽市・相楽郡 笠置町・精華町・南山城村・和束町・綴喜郡 宇治田原町・長岡京市・向日市・八幡市)
滋賀県: 大津市
大阪府: 枚方市、高槻市
この記事は、京都市で屋根工事・瓦工事専門業者として10年以上の実績を持つ当社が、京都特有の気候と伝統建築の特性を踏まえて作成しています。京都市での瓦屋根リフォームでご不明な点がございましたら、地元密着の当社にお気軽にお問い合わせください。